こんにちは!
マッチングサービス構築アドバイザーの
深谷です。
今日は【サービスを考えるときに陥りがちな失敗】という
お話をしようと思います。
「あれもこれも」が個性を奪う
私は今までたくさんの方から
サービスの相談を受けて来ましたが、
その中で多いのが、
「あれもこれも必要」という発想です。
例えば、最初は
「オリジナルな結婚式を挙げたい人と
ウェディングプランナーを結ぶ
マッチングサービスを作りたい」
と言って相談をスタートしたのに、
話をしているうちに、
結婚式だから、
「お花屋さんともマッチングしないと」
「カメラマンともマッチングしないと」
「司会者ともマッチングしないと」
「会場ともマッチングしないと」
・・・・
のように、どんどんサービスが
広がっていってしまうのです。
本人は結婚式に関する
総合マッチングサービスを
作らないといけない、と
話しているうちに
考えが変わってしまっているのですが
これなら個人がやるより
大手がやった方がうまくいきそうですよね。
それに、あれもこれもと
やってしまうと逆に中途半端な
サービスとなってしまい、
利用者から見て
わかりにくくなってしまいます。
利用者にとってわかりやすいサービスとは
よく素晴らしいサービスの例として
初期のグーグルが挙げられます。
何が素晴らしいかというと、
グーグルのトップページは
検索窓だけだったんですね。
そうすると、利用者は
「ここは検索するサイトだな」
と一発でわかってくれます。
さっきの例でいうと
「ここはウェディングプランナーを
探せるサイトだな」
と思ってもらえた方が
利用者にとってもわかりやすいし
印象にも残りやすくなります。
それに専門性も感じてもらえます。
私のサービスの場合
実は私のやっているサービスに
「ワードプレス・レスキュー」という
のがあります。
これは名前のとおり、
ワードプレスで問題が起きたときに
それを解決してさしあげる
サービスです。
普通ワードプレスの仕事と言えば、
サイトを作ることがメインで、
私のように問題解決専門でやっている
ところはほとんどないです。
サイトにも
「困ったら解決します」
ということと、申し込み方法しか
書いていません。
でも、逆に利用者からすると
それがわかりやすいんですね。
「ここはワードプレスの問題を
解決してくれるところだな」
と。
なので私のところには
ワードプレスで困った人からの
相談が毎日のように来ています。
これが、もし
「ワードプレスの総合サービスです」
みたいにサイトに書いてあったら、
問題解決の仕事は、
ほとんど来ないと思います。
どこまで特化するかと考えることが個性を作る
あなたも、サービスを考えるときは、
「あれもこれも必要」
ではなくて
逆に
「どこまで特化するか」
を考えてみてください。
それだけで
利用者にとってわかりやすく
他とも差別化できる
エッジの利いた
サービスになりますよ。