気がつけば、私は大手企業のマネージャー、ベンチャー経営者、個人事業主と様々なキャリアを経験してきました。
現在はベンチャーを経営をする傍ら、副業として始めた個人事業でも、月に20万円くらいは稼げるようになりました。
今回は、そんな私のユニークなキャリアを元に、今の時代の会社員へのおすすめの働き方を書いていこうと思います。
会社員は副業に挑戦しよう!
先に、会社員へのおすすめの働き方を書いてしまうと、それは「会社の仕事と並行して副業に挑戦しよう!」というものです。
会社の仕事と並行して副業を行う魅力は、主に以下の3つです。
✅会社に対して対等な立場で仕事ができるようになる
✅全ての業務を経験できるので、自分のスキルの幅や視野が広がる
✅自分一人で生きていく術を身につけることができる
これから、私の経歴とともに、私が実践して感じている副業の魅力を書いていきます。
私の経歴
始めにこれまでの私の経歴を簡単に書いておきます。
- 大学卒業後、業務システムのSEになる
- マイクロソフトに転職しmsnのエンジニア兼マネージャーを務める
- 現在はイノベーションハック株式会社というベンチャーを設立し、マッチングサービスやオンラインサロンを運営している
- それと並行して個人事業でマッチングサービスの作り方を教えたり、WordPressの問題解決サービスを提供している
なぜ大手企業を辞めて独立したのか
私がどうしてマイクロソフトという世界的な大企業を辞めて独立したのかと言うと、それには二つの理由があります。
理由の一つ目は、会社員という生き方に不安を感じていたという点です。
会社員の良いところは確実にお金が入ってくるところです。
よっぽど悪いことをしない限りは、毎月お給料が振り込まれてきます。
その代わりに、やりたい事をやったり、一緒に働く仲間や上司を選ぶのは難しいと言えます。
これから約30年間はあるであろう長い社会人人生を捧げる割には、自由が少な過ぎると感じていました。
もう一つの理由は、1人で稼げるようになりたかったという点です。
1人で稼げる自信とスキルがあれば、何かあったときでも安心して人生を送れます。
また、会社員に戻ったとしても、収入の全てを会社に依存するわけではないので、精神的に会社と対等でいられます。
私はこのように考え、大手企業を辞めて、ベンチャーを起業してみることにしました。
なぜベンチャー経営をしながら個人事業もしているのか
ではなぜ、ベンチャーで起業したのに、個人事業までしているのでしょうか?
それは、前述した通り、私は1人で稼げるようになりたくて、会社を辞めました。
ところが、いざ起業してみると、小さな会社でも、各メンバーそれぞれの専門領域の職種を担当することになり、私は前職と同じエンジニアリング周りを担当することとなりました。
それで、結局、自分1人で稼げるようにはなれなかったので、個人事業も始めることにしました。
会社員、ベンチャー経営、個人事業をやってみて、それぞれの違いは
会社員、ベンチャー経営、個人事業をやってみて感じる、それぞれの違いを書いてみます。
会社員の良いところは、なんと言っても、お給料をもらえる点です。
よほどの問題を起こさない限りは、お給料をもらえるので、安心して働くことができます。
逆に悪いところは、仕事や仲間、上司、お客様を選べない点です。
これらは、どれも精神的な満足度に直結するので、それが選べないというのは、大きな問題だと思います。
次に、ベンチャー経営の良いところは、自分達でどんなサービスを提供するかを決められる点と、好きな仲間と仕事ができる点です。
これにより、会社員時代と違って、仕事全体に対する精神的な満足度はとても大くなりました。
逆に悪いところは、財務の状態を常に気にしないといけない点です。
財務力が弱いので何かあれば一瞬で吹っ飛びます。
常にお金の心配をし続けなければいけないのは辛いところです。
そして最後に、個人事業の良いところは、自分一人で全てを決められる点と、うまくいけば、いざというときでも稼げるという自信がつく点です。
私がベンチャー経営で、いつもお金の心配をしながらも正気を保てているのは、個人事業で稼げているからというのが大きいです。
逆に悪い点は、やることが多岐に渡るという点です。
個人事業では、アウトソーシングしない限りは、全てを自分でやらないといけないため、商品開発、マーケテイング、営業、カスタマーサポート、会計、その他の庶務、これら全てを一人でこなさなければなりません。
会社員の方へのおすすめの働き方とは
以上の経験から、現役の会社員の方へのおすすめの働き方は、会社の仕事と並行して副業も行うというものです。
会社によっては副業を禁止しているところもありますが、時代の流れとして徐々に副業を認める会社が増えています。
副業で稼げるようになると、金銭面に余裕が生まれるだけではなく、いざというときは会社を辞めても、自分で稼げると考えられるようになるので、会社に対して対等な立場で仕事ができるようになります。
最悪、会社が潰れたり、クビになったりしても、当面は食べていくことができます。
それに金銭的な面だけでなく、前述した通り、商品開発からサポートまで、全ての業務を経験できるので、自分のスキルの幅や視野が広がります。
そして何より自分一人で生きていく術を身につけることができます。
おすすめの副業とは
副業にもいろいろありますが、お勧めなのは、自分の商品を持っておくということです。
アフィリエイトがダメということは無いのですが、アフィリエイトだと、ビジネスというには特殊すぎて、強いライバルが現れたり、世の中からアフィリエイトが無くなったときに、つぶしが効きにくいと思います。
それよりは、自分の商品を販売することで、ビジネス全般の経験を積んでおいた方が、いざという時には役に立ちます。
自分の商品を販売するというと、とても難しく感じますが、最初はココナラやタイムチケットなどで、持っているスキルを販売してみるところからスタートすればいいと思います。
そこで売れるようになってきたら、その後で自分でサイトを作って販売すれば良いでしょう。
現に私もその方法でワードプレス・レスキューというビジネスを始めました。
まとめ
今回は私のキャリアを元に、会社員へのおすすめの働き方を書いてみました。
会社で働いていて収入が安定しているときに、副業を始めておけば、金銭的にも精神的にも安定した最強の人生を歩めるようになります。
ココナラやタイムチケットなど、副業を始めやすくするサービスも増えてきているので、そういったものを活用して、たくさんチャレンジしてください。